ヘルパマーク

電車が混んでいた時にこの不思議な赤いマークを見たことはないですか?
「ヘルプマーク」と呼ばれます。少しずつ見かける回数が上がりましたが、一体、どういう意味でしょうか。 そのマークを付けている人は、一見健康そうに見えますが、実は見えない障害を持っているという意味なのです。

元々は膠原病の方のためにそれが作られたそうです。
場合によって若い方でも長く立っている姿勢を保つことが出来ないこともあります。だから、席を譲るべきように見えないけれども、席を譲って貰えない場合、大変混乱を覚えます。
現在では、膠原病はじめ、さまざまな障害を持っている方がこのマークを使えるようになりました。内臓が弱い方、足が弱い方ももちろんそうです。発達障害を持つ方も使えるようになりました。ヘルプマークを付けた方が困ったように見える場合、「声をかけて欲しい」の意味なのです。

例えば、
1.路を何度もぐるぐる歩いている人がいたら、それは道に迷っているのかもしれません。「ヘルプマーク」が付いているなら、助けが必要かどうか尋ねてみませんか。

2.電車またバスでヘルプマークを付けている人を見かけたら、席を譲ってあげてください。もしかしたら譲る必要がないように見えるかもしれません。だからこそ、そのマークを付けています。

3.災害時にヘルプマークを付けている人を見かけたら、助けが必要かどうか尋ねてください。個別のニーズがあるのかもしれません。

実は、私自身が荷物を作るのを悩みます。なぜなら、ものの認識と区別を付ける力が弱いからです。例えば、どの蓋がどの密閉容器に合うかなどぱっと分かりません。合わない蓋をつけたために密閉容器から液体が漏れる、ということがとても多いです。

ある日、このようなエピソードがありました。
長い電車の旅に出て、昼ご飯と飲み物も準備しておきました。残念ながら、密閉容器からも水筒からも液体がこぼれてしまいました。その電車の席は空いていませんでした。それでも、特に混んでいる電車ではありませんでした。疲れたらバランスをとることが難しいです。立つこと自体が難しかった上に、水筒とお弁当から液体が漏れてしまい、足元で車両の床が水たまりになりました。鞄からハンカチを出して拭き取ろうとしても、またこぼれました。困り果てました。多くの人に見られました。ヘルプマークを付けていたので、それを身体の前に出しました。近くに、ヘルプマークの広告がその車両にありましたので、こぼしながらその看板のそばで立ちました。「このマークを付けている人が援助が必要場合、声を書けてください。」そのように広告には書かれました。明らかに困ったけど、見ている人たちは誰も声をかけてくれませんでした。 皆さん、声をかけることが難しいのではないでしょうか。
このマークは、「私が困ったように見える場合、助けて欲しい」という意味であることをどうか心に留めておいてください。 ヘルプマークを見かけたら、困っているかどうか様子を判断しましょう。
お互いに少しでも、もっと優しい社会になりますように。